「エアコンクリーニングのリスク」について
更新日:2022年06月30日 エアコンクリーニング

こんにちは!KIREI produce広報部です。
6月も半ばを過ぎて、2022年もおよそ半分が過ぎようとしています。
梅雨時の今日この頃、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
おそうじ革命では、ありがたいことに、毎年この時期になるとエアコンクリーニングのご依頼をたくさんいただきます。
お客様からは、エアコンクリーニングをご依頼いただいた理由について、
「暑くなる前にエアコンをキレイにしておきたかった」
「本格的にエアコンを使う前に、ちゃんと動くかどうかも兼ねてお掃除したかった」
「買ってから一度もお掃除してないので流石に汚くなってると思って」
といった声を毎度のようにいただきます。
確かに本格的に暑くなる7月8月に向けて、比較的涼しい今の時期にエアコンをお掃除しておけば、安心して夏を迎えることができますよね。
しかし、エアコンクリーニングをプロに依頼するとそれなりに料金がかかってしまいます。ご家族でお住まいのお家では、エアコンも3台4台と台数が多くなり、全てのエアコンをキレイにしようと思ったらある程度の出費は覚悟しなければなりません。
2台以上のエアコンクリーニングを一度に頼むと安くなるケースもありますが、それでも決して安い買い物とは言えない金額となる場合がほとんどです。
このエアコン掃除、自分ですることはできないのでしょうか?
自分でお掃除できるなら、プロに頼むよりも大幅に経費を抑えることが可能です。
しかし、ご自宅でできるエアコンクリーニングは、エアコンフィルターの洗浄と、プラスチックカバー部および吹き出し口の拭き掃除ぐらいです。
本格的なエアコンの分解クリーニングは、技術的な障壁が高く専門知識がなければ難しいと言わざるをえません。
エアコンメーカーも、エアコンの分解洗浄をご家庭でやるのは推奨しておらず、万が一分解によって破損が生じた場合はメーカー保証が利かなくなることが多いようです。
エアコンは、複雑な電子機器などのパーツが取り付けられた家電製品です。
取り扱いは非常に難しく、分解クリーニングをするにはそれなりにリスクが伴うもの。
今回の記事では、そんな「エアコンクリーニングのリスク」についてご紹介していこうと思います。

エアコンクリーニングを自分でやる場合のリスク
【リスクその①】分解が難しい

エアコンの分解には、特別な工具を必要としません。
実はごくありふれた工具で分解することが可能です。
しかし、特殊な工具が必要ないだけで、安全に分解するにはエアコンの構造などについての専門知識が必要不可欠です。
特に最新機種のエアコンは構造も実に複雑になっており、分解に結構な時間がかかります。また、外さなければならないパーツも非常に多く、外したパーツは大小全て作業が終わるまで安全に保管しておかなければなりません。
さらに、分解クリーニングを終えた後も問題で、一つ一つの小さなパーツを、正しい場所に正しい順序で戻していかなければなりません。
一つでもパーツの位置が違うと、エアコンは正しく運転できず、異音がでたり運転が止まってしまうなどの不具合が起きてしまいます。
【リスクその②】養生が難しい

エアコンの分解クリーニングは、エアコン内部に洗剤・薬剤を吹きかけたあと、その吹き付けた薬品をすすぐ、という工程があります。
なので、エアコンクリーニングには水を使います。
しかし、エアコンは室内の壁や天井に設置されておりますので、ただ水をかけただけでは室内に汚水が飛び散ってしまいます。
また、電子機器に水がかかるとショートしてしまうこともあります。
そういった事態を防ぐため、プロは養生シートを使用し、エアコン内部の大切な機械部品およびエアコン周辺の壁や床、家具などをしっかり養生して、水漏れしないよう対策をしてから作業をします。
エアコンは構造が複雑なため、どこに水をかけたらどんな風に跳ね返るのか、初見で完璧にフォローするのは非常に難しいです。
水の行方を常に予測し完璧な養生をするというのは、プロならではの特殊な技術であると言えるでしょう。
【リスクその③】「エアコンクリーニングスプレー」で故障のリスクが!

最近のホームセンターでは、スプレー缶に入ったエアコン洗剤、通称「エアコンクリーニングスプレー」がよく売られています。
エアコンクリーニングスプレーとは、「エアコンの熱交換器部分に薬液を噴射し浸透させ、内部に溜まったカビなどの汚れを浮かせて落とす」というもの。
プロに頼むよりも圧倒的に安いため、発売以来非常に高い人気を獲得している商品です。
しかし、このエアコンクリーニングスプレーですが、メーカー側は使用を推奨していません。
エアコンは、しっかりと専門知識を学習し内部構造について熟知した人間でないと、分解洗浄をするのは難しい電化製品です。
エアコン内部に誤った方法で薬液を噴射してしまうと、機械部分の絶縁不良や部品の破損を招いてしまう恐れがあるためです。
また、エアコンクリーニングスプレーでお掃除した後に出たゴミ(カビやほこりなどの塊)が、ドレンパンの排水口やドレンホースに詰まってしまうリスクもあります。
洗面所やトイレの排水口・排水管にゴミがつまるとどうなるでしょうか?
そう、汚水がしっかり流れず溢れてしまいますよね。
エアコンでも同様に、ドレンパンにゴミがつまると、エアコンに溜まった結露水などの汚水が溢れてエアコンから水が漏れるようになります。

エアコンクリーニングを業者さんにやってもらう場合のリスク
【リスクその①】品質の基準がない

エアコンクリーニングは、実はハウスクリーニング業界全体で品質に関する規格がなく、エアコン分解の手順や使用する洗剤、仕上がりの程度などは会社によって千差万別です。
しっかりとエアコンを分解し専用洗剤と高圧洗浄機と隅々まで洗ってくれる業者さんもいれば、適当にカバーを外して市販の中性洗剤を塗布し、ホースの水でじゃぶじゃぶ流すだけの粗雑な作業をする業者さんも存在します。
エアコンクリーニングを業者さんにお願いする場合は、会社によって品質にかなりの差が出るというリスクを知った上で依頼する会社を決めたほうが良いでしょう。
また、エアコンクリーニングを安く請け負ってくれる業者さんほど、仕上がりが粗悪な場合が多く見受けられます。
エアコンクリーニングを破格の値段で提供している業者さんは、利益を出すために一日にたくさんの現場をこなさなければなりません。
現場から現場への移動の時間なども加味すると、1つの現場にかけられる時間は限りなく少なくなってしまいます。
一つの現場に使える時間が少なければ少ないほど、当然ながら高い水準のクオリティを出すことは難しくなります。
【リスクその②】補償内容も会社によってさまざま

エアコンクリーニングなどを提供しているハウスクリーニング会社は、破損や故障などの万が一の事故に備えて、損害賠償保険に加入している場合が多いようです。
しかしながら、これらの保険も商品によって補償内容はさまざまです。
エアコンの修理には結構な金額が必要となるため、保険金を出し渋る保険会社もあるかもしれません。
また、個人でやっているハウスクリーニング業者ほど損害賠償保険に未加入、あるいは補償金額が極めて少ない保険に加入しているケースが多く、エアコンクリーニングが原因での故障であっても、なんだかんだ言って補償がされなかったり、保険金が出てもごく少ない金額しか補償されない場合もあります。
さらに、エアコンの修理にはエアコンメーカーと修理を実施する日取りを決めなければなりません。サービスマンのスケジュール次第での訪問修理となりますので、夏場などの繁忙期にはサービスマンがつかまらず、何日もエアコン無しで暑さをしのがなければならないこともあります。
こういった補償に関するトラブルは割とよくあることですので、エアコンクリーニングを業者さんに依頼する場合は、こう言ったリスクもあることを念頭に置きつつしっかりと検討することが大切です。
安心安全な業者さんを見つけるために…

しかしながら、エアコンの分解クリーニングを個人でやるのはリスクが大きすぎますので、やはり本格的なクリーニングをする場合は、プロの手を借りる必要があります。
なので、エアコンクリーニングを依頼する場合は、上記したようなリスクを全てフォローしてくれるような安心安全な業者さんを探すことが本当に大切になります。
具体的には、
・損害賠償保険に加入しているか
・口コミやマッチングサイトなどで高評価を得ているか
・技術補償(万が一仕上がりが悪かった場合に再作業を無料で請け負ってくれる)があるかどうか
・業界内で知名度、信用のある会社かどうか
といった点をしっかりとクリアしている会社を候補に選ぶようにしましょう。
エアコンを掃除せずそのまま放置した場合のリスク
ここまでエアコンクリーニングのリスクについて見てきました。
エアコンは家電製品であり、複雑な機械が組み込まれておりますので、お掃除を自分でやる場合も、業者にお願いする場合も、どちらもそれなりにリスクがあります。
ではいっそ、お掃除も何もせずそのまま使い続けるとどうなるのでしょうか?
もちろん、エアコンの中に溜まったゴミや汚れを放置しそのまま使い続けると、さまざまな面で大きなリスクが伴います。
【リスクその①】エアコンから出る風が不潔になる

エアコンをお掃除せずにそのまま使い続けると、エアコン内部にはカビなどの有害な菌やハウスダストがどんどん溜まっていきます。
通常、定期的にエアコンフィルターをお掃除していれば、これらのハウスダストはエアコンフィルターに絡め取られてしまうため、エアコン内部に溜まるのをある程度防ぐことができます。
しかし、エアコンをお掃除をせずに使い続けると、吸着するホコリの量がフィルターのキャパシティを超えてしまい、どんどんエアコン内部に入り込んでしまいます。
エアコン内部に溜まったゴミや菌・ウイルスなどは、エアコンから出る風に乗って室内に吹き出してきます。
これらの有害物質が含まれた空気を肺に取り込んでしまうと、アレルギー症状を引き起こしたり、風邪などの感染症に罹患してしまう恐れもあります。
【リスクその②】機械の故障に繋がる恐れがある

エアコンをお掃除せずにずっと使っていると、エアコンの基板や電子部品の周辺にどんどんホコリが溜まっていきます。
電子部品にホコリが溜まってしまうと、基板の誤作動や故障を招く恐れがあります。
ホコリが原因で基板がショートしてしまうこともありますし、ホコリに引火して火が出たという事故も過去に起こっています。
汚れたまま使い続けると、電子部品以外にもさまざまな悪影響が出ます。
例えば、ファンの羽根にホコリが溜まると、羽根の隙間が埋まってしまい、空気を掻き出す力が弱くなってしまいます。
熱交換器にホコリが詰まると、熱が放散されず機械の中にこもってしまうため、エアコンは正しい室温を検知できなくなってしまいます。
エアコンを汚れたまま使い続けると、汚れが原因でエアコンが正しく動作しなくなってしまうリスクがあります。
【リスクその③】電気代が高くなってしまうことがある

エアコンにホコリなどの汚れが溜まったまま使い続けると、熱交換器などにホコリが詰まり、内部の熱が正しく放散されなくなります。
そうなると、エアコンは室温をより冷やそうあるいはより温めようと、過剰に運転してしまい、結果無駄な電力を消費してしまいます。
また、ファンの間にホコリが詰まって送風能力が落ちると、エアコンの効き目が悪くなってしまいます。
そうすると、リモコンで設定した温度よりもエアコンが冷えない・温まらないため、より極端な温度設定にしなければしっかりと空調されなくなります。
その結果、必要以上に電力を使ってしまうことになります。
いかがでしたでしょうか?
エアコンクリーニングにはさまざまなリスクが伴います。
しかしながら、お掃除をせずに放置しておくこともまた、より大きなリスクが伴うことがわかりました。
エアコンを定期的にお掃除することは、エアコンを清潔に保つことだけでなく、エアコンの寿命を伸ばすことにも繋がります。
エアコンを安心・安全に長く使うためには、1ヶ月に1度エアコンのフィルターを水洗いし、1年に1度業者さんに頼んで分解洗浄する、というペースでお掃除をするのがおすすめです。
おそうじ革命では、50日間という長期間の研修でエアコンクリーニングのノウハウを徹底的に学習し、厳格な技術試験に合格した選りすぐりのキレイクルーのみが現場に出ています。
また、万が一の事故に備え、加盟店全店舗が損害賠償保険に加入済みです。事故が起きた場合には保険会社の規約に従い、誠心誠意ご対応させていただいております。
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