エアコンからカタカタ音がする…原因と対処法を異音の種類別に解説します
更新日:2025年06月10日 エアコンクリーニング
エアコンから「カタカタ」「ポコポコ」といった普段聞き慣れないような異音がすると、不安になりますよね。
こうした異音は、エアコンが正常に作動していないことを示すサインです。
異音を放置していると、エアコンの電力効率が落ちて余計に電気代がかかってしまったり、最悪の場合はエアコン本体が故障する恐れもあります。
命の危険すら感じるような夏場に、突然エアコンが壊れて使えなくなってしまったら…。
想像するだけでとても恐ろしいですよね。
こうした事態を避けるためにも、エアコンから出る異音に気づいたら、早めに原因を突き止めて適切な対処をすることが大切です。
本記事では、エアコンから出る異音について、異音の種類ごとの原因と、自分でできる対処法をわかりやすく解説いたします。
エアコンから出る異音の種類と原因
エアコンから出る異音にはさまざまな種類があり、それぞれで原因が異なります。
この章では、エアコンから出る異音の種類と原因について解説していきます。
エアコンから出る異音①カタカタ・ガタガタ(フィルターの不具合)
エアコンを稼働すると、本体から「カタカタ・ガタガタ」という音がする場合は、エアコンフィルターに原因があることが多いです。
エアコンフィルターがホコリなどの汚れで目詰まりを起こしていると、隙間を通る空気がうまく流れなくなり、フィルターが異常に振動するようになります。
この振動によってカタカタという異音が発生します。
また、フィルター自動清掃機能付き(お掃除ロボット機能付き)エアコンの場合は、フィルターがフィルター自動清掃ユニットに正しく接続されていないと、カタカタ・ガタガタといううるさい音が出てしまうことがあります。
エアコンから出る異音②ミシッ・パキッ・シューッ(プラスチックの伸縮等)
冷房運転を開始した直後や停止後しばらくしてから、「ピシッ」「パキッ」と音が鳴ることがありますが、これは内部のプラスチックが急激な冷却・加熱で収縮・膨張することで発生します。
この現象自体はエアコンの動作音の一種であり、基本的に故障ではありません。
もしミシミシ、パキッといった音が気になる場合は、一度運転を停止して5分ほど置き、再度ゆっくり運転させてみて様子を見ると良いでしょう。
また、エアコンから鳴る「シュー」という音も、冷媒ガスが配管内を流れることで発生する音で、異常ではないとされています。
霜取り運転中に「プシューッ」とガスの放出音がするケースもありますが、これもエアコンが氷結防止のために自動で行う霜取り機能の音なので、故障ではありません。
エアコンから出る異音③ポコポコ・ボコボコ(ドレンホースからの空気漏れ)
エアコンの運転中、あるいは停止後に、「ポコポコ」「ボコボコ」といった音が聞こえる場合は、ドレンホースから空気が逆流している可能性が高いです。
エアコンには、冷房運転時に出た結露水を室外に排水するための管(ドレンホース)が装着されています。
換気扇などでお部屋の空気を排気すると、室内外で気圧差が生まれ、このドレンホースから空気が逆流し、ポコポコ、ボコボコといった音が出ることがあります。
また、ドレンホースに異物が詰まり、結露水がうまく排水されない状態となっている場合にも、ポコポコ音が出ることがあります。
ドレンホースは、風で飛んできた砂塵、苔・カビの繁殖、先端から虫が侵入するなどして詰まることがあります。
エアコンから出る異音④キーキー・ギーギー(ルーバーの不具合)
「キーキー」「ギーギー」といった音が聞こえる場合は、エアコンの風向ルーバーに不具合が起きている可能性が高いです。
風向ルーバーはエアコンから出る風の向きを調節してくれる板で、エアコンの前面、風の吹き出し口に取り付けられています。
ルーバーからキーキー・ギーギーという音が聞こえる場合は、ルーバーのモーターに異常があるか、ルーバーを支えている軸の部分に異常があることが考えられます。
エアコンから出る異音⑤ゴーッ(熱交換器が目詰まりしている)
エアコンから「ゴーッ」という音が出ている場合や、エアコン本体の運転音が単純に大きいと感じる場合は、エアコン内部の熱交換器が汚れで目詰まりしている可能性があります。
エアコン内部には、空気の温度を調節する熱交換器という機械が組み込まれているのですが、この熱交換器に汚れが溜まると、空気の流れが悪くなり、エアコンの運転音が大きくなることがあります。
この状態でエアコンを使い続けると、機器に余計な負荷がかかるため、故障するリスクが高まりますので、早めにエアコンクリーニングをして熱交換器の目詰まりを解消しましょう。
エアコンから異音がする場合の対処法は?
エアコンから異音が出ている場合は、まずは以下でご紹介する簡単な点検やお手入れなどで対処してみましょう。
ただし、作業時は必ずエアコンの電源を切り、ケガや感電に十分注意してください。
①カタカタ・ガタガタ音の対処法
エアコンから「カタカタ」「ガタガタ」という異音が出ている場合は、まずフィルターのお掃除をしてみましょう。
フィルターを綺麗にして正しい位置に戻すことで、カタカタという振動音や送風音が改善するケースは多々あります。
フィルターにホコリが詰まっていると、振動や風切り音が発生するだけでなく、冷暖房効率も大幅に低下します。
メーカー各社も2週間に1度程度のフィルター清掃を推奨しており、定期的なお手入れはエアコンを長持ちさせます。
まずエアコンの前面カバーを開けてフィルターを外し、掃除機でホコリをしっかり吸い取りましょう。
水洗いできるタイプならシャワーで洗い流して陰干しします。
また、取り付けの際は正しい位置にフィルターを収納し、しっかり固定されているかも確認するようにしましょう。
②ポコポコ・ボコボコ音の対処法
エアコンから「ポコポコ」「ボコボコ」といった音がなる場合は、ドレンホースから空気が逆流している可能性が高いです。
ポコポコ音は、室内外の気圧差で発生していますので、お部屋の換気口を開けたり、窓や扉を少しひらいて気圧差をなくしてあげると、解消されることが多いです。
それでも解消しない場合は、ドレンホースが詰まっている可能性があります。
ドレンホースの詰まりは、ポンプや掃除機を使ってホースの内部を真空引き(空気抜き)するか、ハウスクリーニング業者に依頼しましょう。
また、排水ホースの先端に逆流防止弁(逆止弁)を取り付けるのも効果的です。
市販の逆止弁(例えば因幡電機製「音止めちゃん」等)をホース先端に装着すれば、結露水はそのまま流れ、空気の逆流を解消できる他、ドレンホースへの虫などの侵入を防ぐこともできます。
③キーキー・ギーギー音の対処法
ルーバーから出る「キーキー」「ギーギー」という音が気になる場合は、ルーバーを支えている軸の部分にグリスを塗ると、音がしなくなることがあります。
しかし、モーターが原因で音が出ている場合は、エアコンメーカーに修理を依頼する必要があります。
④ゴーッ音の対処法
エアコンの運転音が大きいと感じる場合や、エアコンから「ゴーッ」という音が出ている場合は、熱交換器の高圧洗浄で異音が解消される可能性があります。
熱交換器アルミフィンには、空気中を漂うホコリやカビなどが詰まります。
この目詰まりによって空気の流れが堰き止められ、エアコン内部の圧力が高まることで、運転音が大きくなったり、ゴーッという音が出るようになります。
対策としては、熱交換器アルミフィンのゴミを掃除機で吸って除去する方法があります。
掃除機の先端にブラシつきのアタッチメントをつけ、アルミフィンの間に詰まったゴミをかき出しながら掃除機で吸いましょう。
ただし、アルミフィンは変形しやすく、無理な力が加わるとひしゃげてしまう恐れがありますので、十分注意しながら慎重に作業してください。
それでもダメならエアコンクリーニング
エアコンから出ている異音は、エアコン内部に溜まったホコリなどが原因となっていることがあります。
例えば、送風ファンにホコリやペットの毛が詰まっていると、ファンの回転と共にこれらのゴミが周囲のパーツにぶつかって音が出ることもあるのです。
こうしたエアコン内部の奥の奥、人の手の届きにくい場所に溜まった汚れは、ご家庭でキレイにするのは困難です。
上記したような対処法を試しても異音が改善しない場合は、専門業者によるエアコンクリーニングをお試しいただくことをおすすめします。
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