フローリング床の黒ずみに困ったら|床の汚れの落とし方をプロが解説します!
更新日:2023年09月28日 床・フロアクリーニング
フローリングには、ほこり、皮脂、油、ワックスの劣化などによって日々汚れが蓄積していきます。きちんと掃除をしているつもりでも、いつのまにか蓄積された汚れは落としにくくなってしまっているかもしれません。フローリングの正しい掃除方法を理解して、より綺麗な状態を維持できるようにしていきましょう。フローリングの掃除方法、また掃除をする際のコツについてご紹介いたします。
フローリング掃除をしっかり行う際の3ステップ
おやすみの日や大掃除のときなど、フローリングの汚れが気になってきたら、しっかりと掃除を行いましょう。フローリングの床掃除を効率的に綺麗にできる3ステップをご紹介します。
・1. フロアワイパーで簡単にほこりを取り除く
まずはフロアワイパーで簡単にほこりを取り除きます。ドライシートを使って、細かいところのごみまでしっかり絡め取るようにしましょう。最初にウェットシートを使うとその後掃除機を利用する際にごみをうまく吸い取ることができなくなってしまうので、注意してください。
・2. 掃除機をかけて細かいほこりも取り除く
ドライシートで大きなごみやほこりを取り除いたら、次に掃除機をかけます。フロアワイパーではフローリングの隙間に挟まった小さなごみを取り除くことができないため、掃除機は定期的にかけておく必要があります。また、フロアワイパーを使わずにいきなり掃除機をかけると、ほこりなどを巻き上げてしまう可能性があるので注意しましょう。
・3. 雑巾がけで仕上げる
掃除機でごみ、ほこりを取り除いたら、最後に雑巾がけを行います。しっかり水を絞ってから、優しくフローリングを拭き取りましょう。濡れたまま強く擦るとフローリングを傷つけてしまう可能性があります。木目に沿って雑巾をかけ、隙間のごみまで綺麗に拭き取っていくようなイメージで行うのがおすすめです。まだ水分が残っているように感じたら、最後に乾いた雑巾で乾拭きしましょう。
フローリングの汚れの原因別の掃除方法
フローリングの床は皮脂や油などによって汚れます。それぞれの原因別の掃除方法を簡単にご紹介いたします。
・皮脂汚れには中性洗剤
人の足の裏などの皮脂は、フローリングの汚れの原因になります。これを放置することでフローリングが傷んだり、ごみやほこりがたまりやすくなったりします。皮脂汚れにはお湯と中性洗剤の利用がおすすめです。お湯2リットル程度に小さじ1程度の中性洗剤を入れたもので雑巾がけを行えば、皮脂を落とすことができます。
・油汚れには中性洗剤とスポンジ
キッチンやリビングではとくに料理の油が飛び散りやすく、知らない間に油汚れがひどくなりがちです。こちらも皮脂汚れと同じく中性洗剤で落とすことができます。キッチンなど、とくに汚れがひどい所にはスポンジを使ってみてください。
・黒ずみにはワックスのかけ直し
フローリングの黒ずみの原因はワックスの劣化です。あまりにも黒ずみが目立つ場合は、ワックスを剥がしてかけなおすか、自宅で簡単に塗ることができるワックスを取り入れるようにしましょう。しかし、黒ずみがひどいままのワックスがけでは、十分な効果が得られない、また黒ずみ自体を解消できないといった問題がありますので、業者に相談することもおすすめです。
フローリング床の日々のお手入れにはフロアワイパーが便利
床は毎日人が通る場所ですから、その分汚れは蓄積されていきます。そのため、フローリングの掃除は、できるだけ毎日行うことをおすすめします。
しかし、毎日掃除機や雑巾を使って掃除をするのは面倒ですし、仕事や家事に追われてそれどころではないという方も多いもの。日々のお手入れにはフロアワイパーを利用するのがおすすめです。フロアワイパーで移動ついでにさっと床を拭き取るだけでもほこりやゴミをキャッチできます。
フロアワイパーに取り付けるシートは、ドライシートがおすすめです。ごみやほこりを効率的に拭き取ることができ、拭き取ったあとにほこりがこびりつくことも防いでくれます。
毎日行うのが面倒という方は、今日はリビングだけ、今日は廊下だけなど、場所を決めて少ない範囲を少しずつ毎日綺麗にするだけでも構いません。ほこりや皮脂汚れが蓄積しない程度にフローリング掃除を続けましょう。
フローリング掃除のコツを押さえましょう
フローリングは気づくと汚れが蓄積されているものですが、定期的にきちんと掃除をすることで綺麗な状態を維持することができます。自分の余裕のある時間に、しっかりフローリングを掃除するようにしましょう。