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お風呂・浴室クリーニング

お風呂のカビの効果的な落とし方|洗剤選びから徹底解説

公開日:2019年12月10日
更新日:2022年01月21日
お風呂・浴室クリーニング

毎日使用するお風呂。キッチン、トイレなど家庭内で「水周り」と呼ばれる箇所のなかで、特に使用頻度が高く汚れやすい場所がこのお風呂です。
湿潤・温暖な環境であるお風呂には、季節を問わずカビが発生します。カビは菌類の形態の一部で、胞子とよばれる細胞を空気中に飛ばすことで生息範囲を拡大していきます。
空気に乗って増殖していくので、気づけばこんな場所にも。なんてところにも発生しているものです。
カビの胞子は人体にとってもあまりいいものではありません。アレルギーの原因となるだけでなく、あらゆる疾患の原因となる場合もあります。梅雨時期などカビがもっとも繁殖しやすい時期には、カビによって引き起こされる「夏型過敏性肺炎」なる病気あるくらいです。

このページにたどり着いていただいた、綺麗好きかつご家族思いの皆様のために、このページではカビ汚れの予防・落とし方・注意点について徹底的に解説していきます。


カビ、カビ汚れとは

冒頭でも述べましたが、カビとは菌類の状態の一種です。カビ菌単体は目には見えないほど小さな生物ですが、胞子とよばれる細胞を使って増殖し、糸状の細胞である「菌糸」を伸ばして集落を形成していきます。
これがご家庭内でよく目にする「カビ汚れ」の正体です。
カビは湿潤・温暖な環境を好み、餌となる有機物などを分解しながら成長していきます。梅雨などの湿り気の多い時期にカビが発生しやすいのはこのためです。
毎日お湯を使用し、かつカビの餌(人の体から出る汚れ、石鹸カス等)が年中存在するお風呂はカビにとって天国のような場所、ということですね。

1.カビの種類別・特性と汚れの特徴

全地球上に存在するカビには、およそ3万ほど種類があるといわれています。これだけ多くの種をもつカビですので、お風呂に発生するカビにもいくつか種類があります。
代表的なカビ汚れは主に以下の3種類です。

①黒カビ
もっとも目にするカビの一種です。正体はコウジカビ、ススカビなどの菌類のコロニーです。黒カビ汚れは時間が経てば経つほど汚れが落としにくくなり、場合によっては黒カビが発生した下地に紫や黒の着色汚れを残すことがあります。お風呂場のタイルの目地やゴムパッキン、浴槽の内部(エプロンという浴槽壁面にある蓋をはずすと見ることができます)に多く発生します。

②赤カビ
酵母菌というお酒などの材料となる菌が原因で発生します。狭義にはカビという形態ではないそうですが、本ページではカビとして扱うこととします。
ぬるぬるした感触の赤色のカビで、床や排水口周り、お風呂の壁の下のほうなど、割と低い位置に発生しやすいカビです。

③青カビ
前の2種類にくらべると出現率は低いカビですが、独特のじめっとした臭いを放つ不快なカビです。お風呂のタイルの目地や床、古い住宅の天井などにも発生するカビです。


カビ汚れの予防

カビは胞子によって増殖するため、それに伴う汚れは頻繁に発生します。汚れを落としてもいずれまた同じ箇所に発生してしまうので、発生する前に予防することがとても大事です。
前項で述べたとおり、カビの発生条件は「湿潤・温暖な環境」と「餌の有無」です。そのためお風呂場のお手入れでは、この2つを絶つことがカビ発生の予防策として有効な手段となります。

1.簡単!カビの発生を抑えるための3カ条

カビが成長しにくい環境を整えるために、お風呂を使用する際、以下の3つの項目を押さえておきましょう。

①換気をじゅうぶんに行う
当たり前のように思えますが、とても重要なことです。一口に換気といっても、季節によって湿度が違ったり、換気扇の種類や精度、立地条件などによって十分に換気が行えていない場合が多々あります。湿気をとる、というのはつまり「水を蒸発させること」です。冬場など温度の低い乾燥した時期と、夏のように暑くてじめじめした時期とでは当然換気時間も異なります。
毎日のお風呂あがりに即、かつ十分な換気を行えば、カビが発生する暇もありません。
窓のあるお風呂なら窓を開けていただき、同時に換気扇も回しましょう。空気をなるべく多くの経路から逃がしてあげることで換気効率が上がります。
その際、一概に言うことはできませんが、カビの発生しにくい冬でも最低1時間、夏ならば最低1時間半程度は換気をしましょう。浴室乾燥機のついているお風呂ならば、完全に乾燥するまで乾燥機を回すのも手です。

②お風呂終わりにシャワーでお掃除
カビの餌は主に「水分」、「垢などの人から出る汚れ」、「石鹸カス」です。髪の毛などもカビのベッド代わりとなります。お風呂からあがる際に、シャワーでこれらを綺麗に流してあげましょう。意外と気づかないものですが、石鹸の泡などはあらゆるところに飛んでいるものです。これらの汚れは非常に軽いので、強めのシャワーで流してあげるだけで簡単に除去できます。また、石鹸カスはいわゆる「泡だっていない状態の石鹸」から発生するので、体を洗う際はしっかりと泡を立ててから洗う、なんてことも石鹸カスを防ぐテクニックのひとつです。

③週に1度のお掃除はポイントを押さえて
上記2つは毎日行っていただきたいカビ対策ですが、これだけでは不十分。やはり定期的なお掃除は必要となります。
浴槽の縁や壁の立ち上がりなど、水の流れにくい場所には目に見えない汚れが毎日堆積していきます。週に1度のお掃除は、これら「汚れが堆積しやすい場所」を押さえて効率よくお掃除しましょう。
具体的には

・床と壁の接地点

・壁のつなぎ目などにあるゴムパッキン

・排水口

・窓など結露しやすい場所
この4つを毎週お掃除していれば、カビの発生をかなり効率的に予防できます。大掃除は年末1度だけでOK!
さらに、作業した箇所をタオルなどで拭いて水分をとってあげれば水垢汚れも防げるので完璧です。


今ある汚れを簡単に落とすには

前項ではカビ汚れの発生を予防する方法について述べましたが、では今ある汚れを落とすにはどのような方法をとればいいのでしょうか。本項では効率よく、簡単にカビ汚れを除去するためのメソッドを徹底解説していきます。

1.洗剤にはそれぞれ、落とせる汚れと落とせない汚れがある

カビ汚れの除去に限らず、お風呂掃除、ひいてはハウスクリーニング全体に共通する知識のひとつとして、「洗剤の適正」があります。該当の汚れに適性のない洗剤を使用しても汚れを落とすことはできません。
具体的に洗剤にはどのような種類があるのか、まずはそれぞれの洗剤の適正をみてみましょう。

①酸性洗剤
水垢などのカルシウムの堆積した汚れに効果があります。水垢とはお風呂の蛇口や鏡、扉周りなどに発生するいわゆる「カリカリ」の汚れです。ミネラルなど無機の物質に作用するため、カビ汚れなどにはあまり効果がありません。

②アルカリ性洗剤
石鹸カスなどのアルカリ性汚れに効果があります。石鹸は微弱アルカリ性というPH値(酸性、アルカリ性などの性質を決める値)でできており、アルカリ性洗剤で落とすことができます。カビの温床となりやすい石鹸カスを落とすことができるため、カビ汚れに効果的です。

③中性洗剤
酸性・アルカリ性どちらでもないその中間のPH値の洗剤です。食器用洗剤など、汚れを浮かび上がらせるいわゆる「界面活性剤」の多くはこのPHになっています。汚れを落とす性質は上記2つに対して少し弱いですが、肌に触れても害が少ないため、浴室洗剤にもこの性質の洗剤が多く存在します。ガッツリしたカビ汚れにはあまり効果がありませんが、日常的なお風呂掃除には大変重宝する洗剤といえます。

④塩素系洗剤
水道水の消毒などに使われる塩素を主成分とする洗剤です。一般的にカビ汚れにもっとも効果があると言われている洗剤です。「カビ○○」などの名前がついた洗剤はほぼこの系統に含まれると言っていいでしょう。消毒作用が極めて高いため、カビだけでなく、24時間湯沸しのお風呂などでよく問題になるレジオネラ菌などの殺菌にも効果的です。また漂白作用もあるため、着色してしまったカビ汚れなどにも効果があります。

洗剤のPHや性質がどのようなものかは、洗剤のボトルの裏に書いてありますのでチェックしましょう。筆者個人としては、粘土が高く泡状になってくれるものがオススメです。

2.洗剤使用の注意点

洗剤には上記4つの特性がありますが、このうちカビ汚れに効果的なのはアルカリ洗剤と塩素系洗剤です。ただし、塩素は毒性がかなり強い物質であり、またアルカリ洗剤も場合によっては人体に影響が出るため、その使用には十分な注意が必要です。
この項では洗剤の使用にあたって必ず守って欲しい注意点を記載しております。

①換気は十分に
塩素系洗剤は揮発するとまず目や喉などの粘膜に影響を与えます。閉めきったお風呂で塩素のニオイをかぎ続けると、目が痛くなったり喉や鼻に違和感が出ますので、窓のあるお風呂では必ず窓を開け、換気扇を回してください。お風呂の扉も開けておきましょう。

②ゴム手袋着用はお約束
PHの偏った洗剤は、肌に付着すると炎症を起こす場合があります。必ずゴム手袋をして使用してください。市販されている洗剤にそれほど強いものはありませんが、それでも肌の弱い方などには十分脅威的です。プロのハウスクリーナーの間でもゴム手袋は必需品です。

③まぜるな危険は必ず確認
塩素系洗剤と酸性洗剤が混ざると、強烈な刺激性のある塩素ガスが発生し、命の危険があります。使用する際は洗剤のボトルの裏に書いてある注意書きを必ず実行してください。また性質の違う洗剤を同箇所に使用する場合は、必ずしっかりとすすいでから行ってください。

3.道具選びのイロハ


汚れ落としに優れた洗剤でも、汚れにただかけるだけでは威力半減です。本格的にお掃除するならこれを押さえておくべき!という道具をいくつかご紹介いたします。

①ブラシ
洗剤をかけた場所をブラシでこすることで、汚れの内部までより洗剤を浸透させることができます。特にカビ汚れなどの漂白剤のつけおきが必要な場合は、ブラシを使うことで効果的に汚れを分解・洗浄できます。
ブラシ選びのコツは、柄付ブラシなどの大きなものではなく、柄が手のひらに収まるサイズのものを選びましょう。大きなブラシは広範囲をお掃除するのに便利ですが、お風呂場の排水口など狭い箇所を掃除する場合には、毛の先端が細く、力を込めやすい持ち手をしているものをプロは好んで使います。

②スポンジ
ブラシは細かい箇所をお掃除するいわば「線」のお掃除に効果的ですが、幅広い範囲にはスポンジなどを使った「面」のお掃除が効率的です。
洗剤を使わなくても汚れ落としができるいわゆる「メラミンスポンジ」や、少し硬めのウレタンスポンジなど、様々な種類のスポンジがあります。
汚れの頑固具合に応じて使い分けましょう。あまり硬すぎるスポンジを使うと、お風呂場の素材を傷つけてしまうおそれがありますので、まずはメラミンスポンジなどの柔らかいスポンジでお掃除してみて、落ちないようなら徐々に硬めのスポンジにしていくのがベストです。

③ゴム手袋・マスクなど
家庭用の洗剤には、人体に重篤な影響を与えるものはあまりありません。ただ、人によっては肌が荒れたりなどの症状が表れる場合があります。ゴム手袋、マスクやゴーグルなど、不安な方はそろえておいたほうがいいでしょう。


それでは実際にお掃除してみましょう

さあ、知識と道具が揃いました。それでは実際にお風呂のカビを落としにかかりましょう。押さえておくべきお掃除のコツは4つ!

1.頑固な汚れはつけおきが大事

2.ブラシは先端でかきだすように

3.スポンジのかけ方

4.洗剤は豪快に使おう
この4つはお風呂掃除に限らず、お掃除全般で使えるテクです!ぜひマスターしてクリーニングライフにお役立てください。
それではそれぞれのコツを詳しく説明いたします。

①頑固な汚れはつけおきが大事
強力な洗剤も、汚れに浸透しなければ汚れ落としはできません。その洗浄力をフルに活かすのが「つけおき」です。読んで字のごとく洗剤を汚れに「つけ」て「おいとく」だけですが、短時間でより効果の出やすいつけおき方法をご紹介いたします。

・洗剤をかけるだけではダメ
CMなどで、「汚れにかけておいとくだけ」といった売り文句で販売している洗剤がありますが、残念ながら地球には重力があるので、かけておいとくだけではいずれ洗剤は床に垂れてしまいます。汚れている箇所に長い時間つけおいておくために、汚れにかけたらまずブラシで全体になじませましょう。これだけで洗剤の残留している時間をかなり稼げます。カビ落としにつけおきを行う場合は、洗剤をしっかり泡だてて漂白時間を稼ぎましょう。

・乾くと効果ゼロ
洗剤が乾いてしまうとつけおきの効果がまったく期待できなくなります。長時間のつけおきが必要な汚れには、洗剤をかけたあとその上にサランラップを被せて乾燥を防いであげるのも手です。

・注意点
長時間つけおきしすぎると、材質が変色・変形したりすることもあります。つけおきは長くても30分程度にして洗い流しましょう。何事も過ぎたるは及ばざるがごとしです。

②ブラシは先端でかき出すように
ブラシを使う際、柄に人差し指をあてがって握りましょう。こうすることで細かい箇所の作業が楽になります。毛の先端を汚れにあてたら、手前に引くようにして汚れをかき出します。

③スポンジのかけ方
スポンジをかけるうえでもっとも効率のいいかけかたはずばり「円を描くように」です。縦方向や横方向など、一方向にだけスポンジをかけても、人体の構造上力のかけ方にムラができてしまいます。スポンジをかけるときは、狭い範囲を円を描くようにかけましょう。
また、水周りの汚れは、一見落ちたように見えても乾くと出てくる、みたいないやらしいタイプの汚れです。掃除中、汚れが落ちているかどうかは目視だけでは判断がつかなかったりしますが、実はスポンジの感触で汚れの有無を判別できたりします。
メラミンスポンジを汚れに対してかけてみて、引っかかるような感触がある場合は汚れがおちきっていません。完全に落ちきった箇所ではツルリとスポンジがすべるような感触がするはずです。
また、最後に水をかけてみて、かけた水が筋になって残ったり、じわっと全体に広がるようなら汚れが落ちていない、逆にツルっと玉になっているようなら汚れが落ちている、なんて判別方法もあったりします。

④洗剤は豪快に使おう
汚れに対して使用する洗剤の量が少ないと洗浄力を発揮できません。自分でも「かけすぎかな?」と思うくらいの量を思い切って使いましょう。特に頑固なカビ汚れは、少量の洗剤では効果が出ませんので、しっかりたっぷり洗剤を使いましょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか。カビ汚れの予防法と落とし方、参考になりましたでしょうか。
それでは今回のまとめです。

お風呂のカビの原因は餌になるもの(人の体から出る汚れや石鹸カス)と湿気

お風呂洗剤には向き、不向きがあるので特性を理解しよう

洗剤の効果を引き出すためのテクニックが様々ある

洗剤だけでなくブラシ、スポンジにも選び方、使い方にコツがある

一日の疲れを癒すお風呂。カビ汚れのない清潔なお風呂場で快適に湯浴みしましょう!この記事をご覧になってくださったあなたのクリーニングライフがより豊かになりますように。

上記のようにやっても、綺麗にできない場合や時間がない場合は、お掃除のプロ集団、おそうじ革命を頼ってください!

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