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これから入居される方へ!入居前のクリーニングATOZ

公開日:2019年12月10日
更新日:2023年06月19日
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夢のマイホーム。使い古された言い回しですが、住居の購入にかかる時間、労力、費用は想像を絶するものです。
長い人生の大半を共にする我が家は、まさに生涯の生き写し。並々ならぬ情熱と愛着がありますよね。
まさに夢にまで見た我が家、綺麗に末永く大事にしていくためには、入居前のクリーニングが肝心です。
今回は、入居前のクリーニングについて、作業内容から価格、業者さん選びについてまで余すところなく解説させていただきます。


クリーニング業者はまさに”ピンキリ”

クリーニング業者はまさにピンキリ

賃貸物件に限らず、新築やリフォーム物件も、入居の前に必ず全体クリーニングが行われています。
前住人の生活汚れや建築にあたって出たホコリやゴミなどをこのとき綺麗にして、入居者に明け渡しているのです。
この場合は大体、貸主さんや工務店側がクリーニング業者に発注をかけます。ケースバイケースですが、こういった場合に発注されるクリーニング業者さんは、安価で素早く仕上げてくれます。
一日で2〜3部屋仕上げてくれたりもするので、何かと詰まりがちな明け渡しまでのスケジュールの中では大変重宝する存在です。
貸主、売主目線でのお掃除に特化した業者さんだと言えるでしょう。
逆に、値段と時間はそこそこかかりますが、質の高いサービスをしてくれる業者さんもあります。こういった業者さんは高い技術と高品質の洗剤で隅から隅までピカピカに仕上げてくれます。床ワックスなども丈夫で長持ちする高性能なものを塗ってくれるので、入居したときのピカピカを永く保ちたい方にオススメです。
一日一現場単位で動いている業者さんなので、時間をかけてお家のなかを隅々まで、文字通り丸ごとお掃除してくれます。


気になるお値段

気になるお値段

空き部屋のクリーニングは、間取り数や平米数でお値段が変わってきます。
一番小さい間取りの1Rなら¥20,000〜¥30,000、高くて¥35,000くらいです。
大きなものですと4LDKで¥85,000〜¥100,000くらいです。もっと大きい間取りですと業者にもよりますが、全体の広さがこれにプラスで何部屋、あるいは何平米か、という形で追加料金がかかります。
また、4LDKを超える場合は納期までに日数を要する場合があります。


クリーニングしてくれるのはこんな箇所

クリーニングしてくれるのはこんな箇所

それでは実際にプロに頼んだ場合、どんなことをやってくれるのでしょうか。
答えは「クリーニングの範疇ならすべてやってくれる」です。
ただし、クリーニングの範疇にないもの(床や建具の染みや破損の補修、クロスの貼り替えなど)は専門が違う業態となります。
それ以外の、工事や生活で出た汚れであれば、プロの技術でしっかりと落としてくれます。
クリーニングしてくれるのは、主に下に記す通りです。

1.窓ガラス、窓サッシ

雨風で汚れた窓のガラス面や窓枠サッシなどを、専用のブラシと洗剤でお掃除して、最後に水洗いしてくれます。
プロのガラスクリーニングは視覚的にも見応えがあり、その身のこなしは芸術的とすら言えます。
プロが手がけた後の窓を見て、大体の人が「ガラスが入ってないみたいに見える」という感想を漏らします。
窓は家の中の汚れと外の汚れが混在する場所です。湿気も溜まりやすく、カビや砂埃が堆積する場所ですが、プロはそれぞれに応じて洗剤を使い分け、ピカピカにしてくれます。

2.ベランダ、バルコニー

こちらも雨風で汚れてしまったベランダやバルコニーの床、壁などをお掃除してくれます。
ベランダに堆積したゴミやホコリなどを、ホースで散水しながら洗い流していきます。エアコン室外機などの表面もお掃除してくれます。
雨樋や室外機、手すりなど、ベランダは意外と立体的でゴミが溜まりやすい場所。ブラシと洗剤でお掃除して、たくさんの水ですすぎます。
ただし、高い壁や年数が経過して落ちなくなってしまった汚れには高圧洗浄が必要な場合があるのですが、空き部屋のクリーニングでは高圧洗浄は内容に含まれていない場合がほとんどです。追加料金で請け負ってくれる業者さんもいるので、やりたい場合は相談してみるのもいいでしょう。
余談ですが、外に張り出した箇所に屋根があったら「ベランダ」、屋根がなければ「バルコニー」という違いがあるそうですよ。

3.水周り

水周りとは、主にキッチン、お風呂、洗面所、トイレを指します。
キッチンレンジフードの表面清掃、棚の内外、壁、ガスコンロや魚焼きグリルの焦げ付き落とし、調理台の洗浄・漂白・滅菌、シンクの研磨、排水口の清掃・滅菌、などです。レンジフード内部の換気扇清掃や食洗機内部などは追加料金となります。床下収納なども追加料金となる場合があるので確認しましょう。
お風呂は鏡、扉回り、壁、床、天井、排水口など見える範囲はすべてやってくれます。ただし、お風呂もエプロン内部や換気扇内部などは追加料金となる場合がほとんどです。業者によっては浴室鏡のウロコ取りを請け負ってくれないところもあるので注意しましょう。
洗面所の作業箇所は洗面台、収納の内外、洗濯パン、床、スイッチ周りなどです。この場合も換気扇は表面だけの場合が多いです。床はフローリングやクッションフロアーの場合はワックスをかけてくれます。
トイレは扉回り、スイッチ周り、ペーパーホルダーなどの建具、便器・便座などです。換気扇は表面だけ、タンク内部洗浄は追加料金となることが多くなります。洗面所と同じく、フローリングやクッションフロアーであればワックスを塗ってくれます。
専用洗剤とそれぞれの箇所のお掃除に特化した専門の道具、そして私たちには真似できないプロの技でピカピカにしてくれます。

4.建具

建具とは、お部屋や収納の扉、各スイッチ、巾木などを指します。
築年数が経ってくると、これらの場所には手垢がついたり、ホコリや空気中の汚れなどが溜まっていきます。また、新築の場合は木くずやクロスに使う糊がついていたりしますので、専用洗剤やメラミンスポンジなどで綺麗にしていきます。
こだわる業者さんは手触りまで気遣ってくれるので、家具の保護剤などで仕上げてくれます。
無垢材(和室などによく使われているカッティングシートを貼っていない木材)などは洗剤を使用することが出来ないので、水拭きや掃除機がけなどでお掃除します。

5.床、ワックス

床の汚れを水拭きや、場合によっては洗剤で拭いてお掃除したあと、掃除機をかけてゴミをとりのぞき、床ワックスをかけていきます。
ワックスを塗布することで床にツヤが出て視覚的にも綺麗になるだけでなく、フローリングなどの床材の保護になり、日常のお掃除も大変楽になります。
各業者それぞれこだわりのワックスを使っており、その種類によって仕上がりは千差万別です。
また、より美しくなり、かつワックスの耐久度を上げる目的として、ワックスを2度塗ってくれる業者さんもあります。
ただし、ワックスは何度も塗るうちに黒ずんできたり、よく歩く箇所とそうでない箇所で光沢に差が出たりしますので、定期的に剥離洗浄(塗ってあるワックスを専用の剥離剤で剥がす作業のこと)が必要となります。
通常の空室クリーニングには剥離洗浄は含まれていない場合が多いので、希望する場合は別料金がかかります。

以上の工程をだいたい半日から一日かけて行いますので、空室クリーニングを希望される場合はゆとりを持った日程を組みましょう。


注意点

空室クリーニングを頼む際の注意点

空室クリーニングはそれなりに時間がかかる作業です。ずっと立会いし続けるのはかなりしんどいと思いますので、お客さんは鍵などを作業する職人に預けて現場を出る場合が多いです。その際、万が一のことを考えて貴重品などは置いておかないようにしましょう。

立会いは必ず行いましょう。入居後、建具などに身に覚えのない傷が出来ていた場合、その傷が作業中についたものなのか、引っ越しなどに伴って出来たものなのかが分からず、業者と揉めるトラブルが頻繁に起こっています。作業に入ってもらうまえに、業者さんと家の中を見て回って、建具などが破損していないかをチェックしましょう。作業中についた傷であれば、しっかりした業者さんなら保険を使って対応してくれますので、どういった経緯で傷ついたのかを保険会社に説明するためにも、立会いは絶対行いましょう。

壁紙などは掃除できない場合がほとんどです。ホコリ落としなどの作業はしてくれる業者さんが多いですが、汚れや染みまでは対応してくれないことがほとんどです。汚れ落しもできないわけではないですが、汚れが伸びたりすることもあり、かえって汚くなることも多々あります。あまりにも汚れている壁紙は張り替えてしまうのが一番です。


失敗しない業者選びのコツ

失敗しない空室クリーニング業者選びのコツ

先述しましたが、業者さんは星の数ほどあります。資産である自物件を大切に長く使うために、しっかりした業者さんを選びましょう。

1.値段で選ぶのは危険

社員寮のクリーニングなどを主に施工している業者さんは、工期中にいかにたくさんの部屋を掃除するかで利益を出しています。
ひとつの現場にかける時間が短いと、当然クオリティも高いものは要求できません。
また、値段が高くてもニーズに合ったサービスを行なってくれるかは未知数です。施工例や口コミを調べて、自分に合った業者さんをじっくり選びましょう。
在宅のハウスクリーニングを専門に行っている業者さんも空室クリーニングを請け負ってくれる場合がありますので、入居者目線のお掃除をしてほしい場合はこういった業者さんを選ぶのもコツのひとつです。

2.保証関係はしっかりチェック

作業中に事故を起こして建具などを破損してしまう場合が稀に起こります。万が一の話ではありますが、起こりうることです。何か起きてからでは遅いので、保証がしっかりしている会社、具体的にいうと保険に加入している会社を選ぶようにしましょう。

3.現場調査

会社によっては、汚れ具合などで追加料金が発生する場合があります。最近では一律の料金で請け負ってくれる会社も増えましたが、明朗会計でない会社もたくさん存在します。一律の料金で作業してくれない会社に頼む場合は、現場調査を依頼して見積もりをもらいましょう。その場合、ついでに建具や床などに傷がないかも一緒にチェックしましょう。
立会いがどうしても困難な場合は、現場の写真などを撮影してメールなどで送信しておくのも手です。


まとめ

空室クリーニングのまとめ

退去後や入居前のクリーニングはとても大事だということをお分かりいただけましたでしょうか?物件の資産価値や、耐用年数だけでなく、賃貸契約にも関わってくるクリーニングです。しっかりチェックしてお役立ていただければと思います。
それでは今回のまとめです!
・入居前のクリーニングは、家の中全体のお掃除
・価格は業者によってピンからキリまで。間取りや平米でも変わる
・作業内容も業者によって大きく変わる
・床の剥離洗浄や外壁の高圧洗浄などのオプションは別料金
・業者選びは慎重に。口コミなどを調べて、信頼できる会社を選ぼう
・トラブルを避けるために、立会いは必ず行いましょう。万が一のことも考えて、保険関係もしっかり調査を

財産であるマイホーム、入居前クリーニングをしっかり行って、末長く快適に暮らせる住まいづくりを!

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