自分で洗濯機クリーニング!失敗しないためのポイントと注意点
更新日:2025年02月10日 洗濯機クリーニング
洗濯機には、洗濯槽という大きな桶のようなパーツが取り付けられています。
この洗濯槽と、洗濯機本体との間には隙間があり、洗濯中は洗濯機に溜まった水の上に洗濯槽が浮かんでいるような状態となります。
この本体と洗濯槽の隙間は、人の手を入れることが難しく、お掃除するのが難しい場所です。
そんな洗濯機と洗濯槽の隙間を、自分でお掃除する方法はないものでしょうか?
今回の記事では、洗濯機の内部を自分でお掃除する方法について、以下の見出しで解説しています。
「洗濯物が臭う…。」それ、洗濯機が汚れてるかも!
「洗濯したはずなのに服が臭い!」
「部屋干しすると部屋の中が臭くなる!」
「着たてのころは平気なのに、汗をかくとじんわり臭ってくる…」
こうした洗濯物の臭いトラブルの原因は、洗濯機内部の汚れである可能性が高いです。
洗濯機には洗濯をするたびに、洗剤の残りや、洗濯物についている皮脂や髪の毛、繊維クズなどのゴミ、およびそれをエサにしているカビ、といった汚れが溜まっていきます。
洗濯物の臭いの原因となっているのは、主にカビなどの菌類です。
モラクセラ菌などが臭いの原因菌として有名ですが、これら洗濯機内で増殖した菌類が洗濯の際に洗濯物に付着します。モラクセラ菌は乾燥に強く、乾燥機で乾かしたり、天日干しするなどして洗濯物をしっかり乾かしても、殺菌することは難しいといわれています。
衣類の上で生き残ったモラクセラ菌は、汗や湿気などを感知すると再び活発に動き始め、嫌な臭いを放つようになります。
洗濯物の臭いが取れなくて困っている、という方は、洗濯機内部に潜む菌類をしっかりと消毒し、カビや菌類が増殖しにくい環境を回復することが大切です。
初めての方も安心!洗濯機クリーニングの簡単なやり方と注意点
洗濯機クリーニングの方法
【内部のゴミ取りとフィルター掃除】
洗濯機の内部にゴミやホコリが溜まっていないか確認しましょう。
ドラム内部の糸くずフィルターや排水口のフィルターを取り外して洗浄し、カスやゴミを取り除きます。
【洗濯機に水を溜める】
洗濯槽に水を溜めておきます。
冷たい水よりも温かい水の方が洗剤の効果がより出ますので、ぬるま湯を用意できる方は、洗濯機の容量分程度のぬるま湯を用意しておきましょう。
【洗剤投入】
専用の洗濯槽クリーナーや重曹を使用して洗浄液を作ります。
しっかりと殺菌消毒したい方は、塩素系漂白剤(ハイターなど)を使用しましょう。
製品によって適切な洗剤の量が異なりますので、洗剤ボトルをよく読んで指示に従ってください。
【洗濯機を回す】
洗濯機を通常通り運転してクリーニングを行います。
「槽洗浄コース」などの掃除用のモードが搭載されている洗濯機は、そのコースで運転するようにしてください。
【ゴミを取り除く】
洗濯機クリーニングをすると、洗濯槽の裏側に張り付いていた汚れなどが浮き上がってきます。これらの汚れやゴミをそのままにしておくと、次洗濯した時に衣類に付着してしまいますので、最後にしっかり取り除くようにしましょう。
洗濯機クリーニングの注意点
【適切な洗剤の使用】
洗濯槽クリーニングには、専用の洗濯槽クリーナーや重曹を使用しましょう。
酸性やアルカリ性の強い薬剤は、洗濯機内部やゴムパーツを傷つける可能性があるため避けてください。
【定期的なクリーニング】
洗濯機クリーニングは定期的に行うことが大切です。2〜3ヶ月に1回程度の頻度で行うことをおすすめします。
【乾燥と通気】
洗濯機をお掃除したあとは、内部をしっかりと乾燥させることが重要です。
また、普段のお洗濯の後も、洗濯機の蓋は開けておくようにしましょう。
ドアを少し開けて通気を促すことで、湿気を抑えることができます。
【分解はしない】
洗濯機の汚れがひどい場合、分解してキレイにしたいところですが、洗濯機は複雑な機構を持つ家電製品です。へたに分解すると元に戻せなくなったり、電子基板が傷ついて故障してしまうこともあります。
分解清掃を実施したい場合は、メーカーかハウスクリーニング社に相談し、プロの手を借りるようにしましょう。
洗濯機掃除でよくある失敗
【冷たい水でお掃除】
冷たい水に洗剤を溶かして洗濯機を回しても、洗剤の効果はあまり発揮されません。
オキシクリーンなどの洗剤の効果が最もよく発揮される水温は、40~60℃といわれています。
真冬など、水の温度が冷たい時期にお掃除をする場合は、バケツに溜めた水にお湯を混ぜてぬるま湯を作るなどして対処しましょう。
【ゴミを取り除ききれていない】
洗濯槽のお掃除をしたはずなのに、洗濯をすると衣類に繊維クズや汚れの残骸が付着する…。こういった場合は、洗濯槽のお掃除の際にしっかりとゴミを取り除けていなかった、という原因が考えられます。
洗濯槽のお掃除が終わったら、しっかり洗濯機の内部を観察し、落ちているゴミを拭き取るなどして取り除きましょう。完全に乾燥させた後に掃除機で吸うのもおすすめです。
もしくは、洗濯槽に水を溜めた後、浮かんできたゴミを網などですくう方法もあります。
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一般的なお掃除方法では、洗濯槽の裏側にこびりついた頑固な汚れを完全に落とすのは難しいです。そのため、汚れがひどい洗濯機を清潔な状態に戻したいなら、洗濯槽を分解してクリーニングする必要があります。
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洗浄後のお洗濯は、まさに清潔そのもの。
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