ケルヒャーでエアコン掃除は可能!?高圧洗浄のリスクは?自分でできるエアコンクリーニングを解説!
更新日:2025年06月13日 エアコンクリーニング
最近、ケルヒャーやボッシュ、マキタなどから発売されている高圧洗浄機を使って、自宅でエアコンの分解洗浄をしてみた、という人が増えています。
家庭用の高圧洗浄機を使ってのエアコンクリーニングって、どういう風にやるのでしょうか?
また、自分でエアコンクリーニングをする方法について知りたい、という方も多いのではないでしょうか?
というかそもそも、エアコンって自分でお掃除していいものなのでしょうか?
今回の記事では、そんな疑問をお持ちの方に向けて、家庭用の高圧洗浄機でエアコンの高圧洗浄は可能なのか否かを解説するとともに、エアコンクリーニングを自分でやる方法についてもご紹介いたします。
「ケルヒャーでエアコンを高圧洗浄」は可能なのか?
最近、ケルヒャーやボッシュ、マキタなどのメーカーから発売されている高圧洗浄機を使って、エアコンクリーニングをする人が増えています。
家庭用の高圧洗浄機は、最大8.5Mpa(水道水の約10倍)の水圧で水を噴射することが可能です。
ケルヒャーを使ってのエアコン掃除は、この水圧を利用してエアコンの熱交換器アルミフィンや送風ファンの間に詰まったカビ・ホコリを吹き飛ばし、エアコン内部を洗浄するというやり方が一般的なようです。
業者によるエアコンクリーニングと理屈は同じだが…
ハウスクリーニング業者が実施しているエアコンクリーニングも、高圧洗浄機を使ってエアコンの汚れを洗い流していますので、ケルヒャーを利用したエアコン洗浄と理屈は同じクリーニング方法です。
なので結論としては、ケルヒャーを使ってのエアコンクリーニングは「可能である」と言えるでしょう。
しかし、「安全かつ確実に」クリーニングができるとは限りません。
家庭でのケルヒャーを使ってのエアコンクリーニングは、実は非常に難しく、リスクも大きいため、エアコンメーカーも推奨していなかったりします。
次の章では、エアコンの高圧洗浄を自分でやる場合、どのようなリスクがあるのかについて見ていきましょう。
エアコンの高圧洗浄は自分でやらない方が良い!その理由とは?
ケルヒャーなどの高圧洗浄機を使ったクリーニングをご家庭でやるのは、さまざまな危険が伴うため、推奨されていません。
自分でエアコンを高圧洗浄をすることには、以下のようなリスクがあります。
“自分で高圧洗浄”のリスク①故障
高圧洗浄の際に飛び散った水や洗剤、エアコンクリーニングスプレーなどがエアコンの電子基板にかかると、通電した後にショートして故障してしまうことがあります。
エアコン内部の構造はかなり複雑なので、どこに何が搭載されているのかをしっかり把握し、適切に水漏れを防ぐ技術と知識を持った人でないと、電子機器を保護しながら安全に高圧洗浄するのはかなり難しいと言えます。
“自分で高圧洗浄”のリスク②保証がきかなくなる
エアコン内部のお掃除をユーザーが自分でやることを、メーカーは推奨していません。
取扱説明書にも、「内部の分解清掃はメーカーサービスマンにご相談ください」などの文言が書かれている場合がほとんどです。
この警告を無視して自分でお掃除をし、エアコンを故障させてしまった場合は、期間内であってもメーカー保証が受けられなくなる場合があります。
“自分で高圧洗浄”のリスク③水漏れ
ケルヒャーなどの家庭用の高圧洗浄機は、ヘッドが大きく、取り回しが難しい点も要注意です。
操作が難しい高圧洗浄機は、噴射中に意図しないところに水が跳ねてしまうリスクもあります。
また、エアコンクリーニングでは、汚水が散らないようにエアコンやその周辺を養生する準備が必要となります。
養生をかける際は、水の流れを考えながら慎重にマスキングする必要があります。
多くの経験を積んだプロでないと、水の流れを読むのは難しく、作業中に汚水が漏れて家具や家電がびしょ濡れに、という事態にもなりかねません。
自分でできるエアコンのお掃除方法とは?
ケルヒャーなどの家庭用の高圧洗浄機を使ったエアコンクリーニングは、「不可能ではないけどリスクがかなり大きい」お掃除方法であることがわかりました。
では逆に、家庭で安全にできるエアコン掃除の方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
この章では、家庭でも安全にできるエアコンのお掃除方法を見ていきましょう。
①フィルターのお掃除
エアコン内部をキレイに保つには、フィルターのお掃除が不可欠です。
エアコンフィルターの濾過効果は非常に高く、適切なタイミングで定期的にフィルターのお掃除をしているエアコンは、お掃除を全くしていないエアコンに比べて30%も運転効率が上がるというデータもあるほどです。
フィルターは前面パネルを跳ね上げた中に収納されており、手で簡単に取り外すことができます。
1週間~1ヶ月に1度程度、フィルターを外して掃除機でゴミを吸い、汚れがひどい場合は食器用中性洗剤などで洗って陰干しましょう。
【フィルター掃除】
道具
- 掃除機
ブラシノズルもあると便利 - 歯ブラシなどの掃除用ブラシ
1本 - 雑巾
乾拭き用に1,2枚 - 洗剤水
台所用洗剤をバケツ1杯の水に5,6滴
掃除の手順
- エアコンの電源を切る(安全のため必ず電源を切ってから作業しましょう)
- 前面パネルをはねあげる(パネルのサイドについている爪に指をかけて手前に引く)
- フィルターを取り外す(ゴミが落ちないように注意)
- 表面のホコリを掃除機で吸う(ブラシノズルでかき出しながら吸うと効率的)
- 汚れがひどい場合は洗剤水につけてブラシで擦る
- 水洗い後は室内で陰干しして水分をしっかり乾燥させる
- エアコン本体に戻して終了
②吹き出し口のお掃除
エアコンの風が吹き出している部分も、自分でお掃除することができます。
【吹き出し口の掃除】
道具
- 雑巾
水拭き用と乾拭き用に1枚ずつ - ボールペンや割り箸などの先の細い棒
1本 - 洗剤
500mlの水に食器用洗剤を1滴
掃除の手順
- エアコンの電源を切る
コンセントプラグも外しておきましょう - エアコン吹き出し口の風向ルーバーを手で開く
- 濡れ雑巾で吹き出し口の手の届く範囲を拭いていく
ルーバーを破損しないように注意 - 割り箸などに雑巾をかぶせて使うと、細かい隙間も安全にキレイにできます
- 最後に乾拭きをし、電源プラグを差して終了
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エアコンは精密機器であり、クリーニングをする際は、機器についてのしっかりとした知識と確かな技術が必要となります。
不用意に高圧洗浄をしてしまうと、故障や破損などの意図しないアクシデントが発生する恐れもあります。
「エアコン内部を高圧洗浄したい!でも自分でやるのは心配…」
そんな場合は、プロのエアコンクリーニングをご利用になるのが一番安全かつ確実です。
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お肌の敏感な方や、アレルギー体質の方、小さなお子様やお年寄りのお客様にも安心してご利用いただける当社自慢の洗剤です。
天然のエコ洗剤で汚れを中和した後は、高圧洗浄機で最大3.5Mpaの圧力で高圧水を噴射し、熱交換器アルミフィンの隙間や裏側、送風ファンの羽の間など、普段のお掃除では手が届かないような細かい箇所に溜まった汚れも徹底的にキレイにします。
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