エアコン掃除は100均アイテムでできる!100円ショップの掃除グッズを使った掃除術をご紹介!
更新日:2025年06月04日 エアコンクリーニング
エアコンをお掃除せずに長期間使っていると、機器の内部にホコリやカビが蓄積して汚れていきます。
汚れたエアコンから吹き出す風には、ハウスダストやアレルゲンなどの有害物質が大量に含まれており、とても不衛生です。
エアコンを清潔な状態に保つためには、定期的にお掃除をして、エアコン内部に溜まった汚れをキレイにする必要があります。
また、エアコンをこまめにお掃除しておくと、機器の稼働効率も改善され、電気代の節約にもつながります。
エアコンメーカーの実験では、フィルターを定期的にお掃除するだけで、冷房時の消費電力が約3割も削減できたという結果も報告されています。
エアコンのお掃除は、ご家庭でも十分に実施可能です。
しかも、高価な道具や専用の洗剤を買わなくても大丈夫!100円ショップ(100均)のアイテムを活用すれば、コスパ良くお掃除できます。
この記事では、ご家庭でできるエアコンの定期的な掃除方法や、100円ショップで手に入る便利なエアコン掃除グッズについてご紹介していきます。
100均で揃う!エアコン掃除に必要な道具6選
ご家庭のエアコン掃除で必要となる道具は、すべて100円ショップで手に入れることができます。
100円ショップで売られているエアコン掃除に役立つ掃除グッズには、以下のようなものがあります。
①サッシブラシ
【具体的な商品名(例)】
- ダイソー
サッシすきま用ブラシ - セリア
スミまでピカピカサッシブラシ - キャンドゥ
スミまでサッシブラシ スクレーパー付
窓サッシのお掃除に使う細長いブラシですが、エアコン内部の細かい隙間やフィン(熱交換器)掃除でも役に立ちます。
持ち手が握りやすく、毛が斜めに配置され、ヘッドが細いタイプがおすすめ。
②掃除機用細口ノズル(ブラシ付き)
【具体的な商品名(例)】
- ダイソー
そうじ機ノズル(ブラシ付) - セリア
そうじ機用すみっこブラシノズル
掃除機の先に取り付ける細いノズルです。100円ショップに専用アタッチメントが売られています。
先端にブラシが付いているタイプは、フィルターやエアコンカバーのホコリをかき出しつつ吸い取れるので、効率よくお掃除ができます。
※画像のノズルは100円ショップで売られているものではありません
③マイクロファイバークロス
【具体的な商品名(例)】
- ダイソー
マイクロファイバークロス - セリア
マイクロファイバーふきん - キャンドゥ
WH&GYマイクロファイバーぞうきん2P
ホコリや汚れの拭き取りに使う布です。細かい繊維でできており、よりしっかりと汚れを絡め取ってくれます。
マイクロファイバー素材のクロスは100円ショップでも購入可能です。
水拭き用・乾拭き用に複数枚用意しましょう。
④中性洗剤
【具体的な商品名(例)】
- ダイソー
ダイソー台所用洗剤アロエマイルド 600ML、他 - セリア
食器用洗剤
食器用の中性洗剤でOKです。
エアコンのフィルターや外装カバーの洗浄に使用します。
中性洗剤に含まれる界面活性剤の働きで、ホコリや汚れを浮かせて落とします。
⑤メラミンスポンジ
【具体的な商品名(例)】
- ダイソー
メラミンスポンジ メガサイズ落ち落ちV、他 - セリア
プレミアムメラミンスポンジ、他 - キャンドゥ
ラクラク磨き技メラミンスポンジ2個入、他
「激落ちくん」などに代表される白いスポンジです。
メラミンという特殊な素材でできており、水だけであらゆる汚れを落とすことができます。
エアコン掃除では、外装の拭き掃除や細かな汚れ落としに使えます。
必要な大きさにカットして使える便利グッズですが、研磨力が強いので擦りすぎに注意しましょう。
⑥割り箸+スポンジで作る自作お掃除棒
割り箸の先に小さく切ったスポンジ(メラミンスポンジがおすすめ)を挟むだけで、狭い隙間掃除用の棒が作れます。
割り箸を割らず、先端を開いて、5センチ角程度に切ったメラミンスポンジを挟んで使います。
エアコンの吹き出し口の奥やファン部分など手が届きにくい所の掃除に大活躍します。
100均グッズを使ったエアコン掃除の手順
エアコンは家電製品です。そのため、お掃除する際は故障や事故に十分気をつけながら作業する必要があります。
この章では、エアコン掃除が初めての方でも安全に作業できるエアコン清掃の基本手順を解説します。
①電源を切る
エアコン掃除を始める前に、必ず本体の電源をオフにします。
リモコンで停止ボタンを押し、運転ランプが消えたことを確認しましょう。
念のためコンセントも抜いて、完全に電源が切れた状態にしてください。
コンセントが見当たらない場合は、ブレーカーを落として通電を切ってください。
※エアコンが作動している状態で掃除すると、故障やケガの原因になります。
②フィルターの掃除(掃除機ノズル+中性洗剤+サッシブラシ)
エアコンの前面パネルを開けると、内部にホコリを絡めとるフィルターが入っています。
フィルターは持ち手を持って上にずらすと簡単に外すことができます。
慎重に取り外し、まずは掃除機+ブラシ付きノズルで表面のホコリを丁寧に吸い取りましょう。
掃除機で取り切れなかった汚れは、浴室や洗面所に持っていき、中性洗剤を使って水洗いします。
フィルターを濡らして洗剤をかけたら、サッシブラシで網目のホコリをやさしく擦り落としてください。
洗い終わったらシャワーでしっかりすすぎます。
この時、フィルターの表ではなく裏から水をかけるようにしましょう。
裏から水をかけることで、フィルターにホコリが詰まるのを防ぐことができます。
水洗いが終わったら、風通しの良い室内で陰干しをします。
フィルターに水分が残っていると、カビなどが発生する恐れがありますので、完全に乾くまで戻さないようにしましょう。
③吹き出し口&ファンの掃除(割り箸スポンジ)
エアコン内部にある、風の吹き出し口(ルーバー周辺)を掃除します。
ルーバー(風向きを調整する板)を手で開き、先ほどの章で紹介した割り箸+スポンジのお掃除棒を奥に差し込んで、見える範囲のホコリや黒ずみを擦り取ります。
奥にあるファン(シロッコファン)部分にも届く範囲で棒を当てて汚れを拭き取りましょう。
※メラミンスポンジは一度水で濡らし、固く絞ってから割り箸に挟みましょう。
樹脂製のルーバーやファンは折れやすいので、優しく動かしてください。
力を入れすぎないことがポイントです。
お掃除中は、吹き出し口の内部に溜まった汚れがポロポロ落ちてくることがありますので、エアコンの下に新聞紙などを敷いておくと掃除がラクになります。
④エアコンカバーの拭き掃除(マイクロファイバークロス+中性洗剤)
最後に、エアコン本体外側のカバー部分をキレイにします。
まず、カバー表面のホコリを掃除機で吸い取りましょう(ハンディモップで払ってもOK)。
次に、水で薄めた中性洗剤を含ませたマイクロファイバークロスで全体を拭きます。
手垢やヤニ汚れがひどい場合はメラミンスポンジで軽く擦るとキレイになります。
洗剤拭きのあとは、水拭き→乾拭きの順で二度拭きし、洗剤成分や水分を残さないよう仕上げます。
以上が、ご家庭でできるエアコン掃除の基本的な手順です。
フィルターや見える範囲の内部汚れを掃除するだけでも、冷暖房の効きが良くなり、嫌なニオイも軽減されますので、この機会にぜひ、定期的にお掃除する習慣を身につけましょう。
100均アイテム&お掃除テクで落とせない汚れはプロにお任せ!
エアコンを徹底的にキレイにしたい方や、自分では手に負えない内部の頑固な汚れ・カビがある場合は、プロのエアコンクリーニングを利用することも検討しましょう。
ハウスクリーニングのおそうじ革命では、以下のような”プロならでは”の技術で、ご家庭のお掃除では落とせない汚れまで綺麗にいたします。
①徹底分解
エアコンカバー、フィルター、ルーバー、お掃除ロボットなどの各種パーツを取り外し、熱交換器や送風ファンなどを露出させ、高圧洗浄しやすい状態にします。
徹底的にパーツを分解することで、ご家庭ではお掃除できない部分まで高圧洗浄できるようになります。
②高圧洗浄
各パーツを高圧洗浄機を使って洗浄します。
高い圧力で水を噴射して汚れを吹き飛ばしますので、アルミフィンの隙間やファンの羽の間、裏側など、普段の掃除では届かないような内部のカビやホコリを徹底的に除去できます。
③防カビ・抗菌コート
クリーニング後、ご希望のお客様には、オプションメニューとしてエアコン内部に防カビ抗菌コーティングをご用意しております。
防カビ抗菌コートは、カビや雑菌の繁殖を抑え、清潔な状態を長持ちさせる効果があります。
効果は1シーズン持続しますので、梅雨前や秋の終わりなどの時期に施工するのがおすすめ。
次にエアコンを使うときまで安心です。
私たちおそうじ革命にエアコンクリーニングをお任せいただければ、エアコン内部まで新品同様にリフレッシュいたします。
「自分で掃除してもニオイが残る」「奥のカビが心配」などという場合は、ぜひともおそうじ革命にご用命ください。
おそうじ革命にお任せいただければ、エアコン内部の汚れを徹底的に取り除き、電気代削減やエアコンの効率をアップさせ、エアコンから吹く風をキレイで清潔な状態に回復いたします。